面白くないデザイン記事を面白くする方法

デザイン系の記事の傾向は以下3つに分けられるて、このうちのどれかに該当するか、これらの純度の掛け算でできてる。

  • 気合い魂系の記事
  • ロジックやレイアウトに対する説明の記事
  • 矛盾している記事

どれかに偏ると面白くないので、いい感じにミックスするのが大事だ。

気合い魂系

魂系の記事はサービスの心意気やデザイナーの心意気を伝えるのにはいいかも知れないけど、 ほとんどの説明は誰も読む気になれない。

有名経営者や有名デザイナーの気合い記事であれば読む気になる。どうしても気合いを語りたいのに、自分が有名人ではない場合はスティーブ・ジョブズを引き合いに出せばいい。

彼はデザイナーではなく、デザインに理解がある経営者だが、死者であるが故の神格性とアップルよりすごい会社を作る人は稀なので、彼の行いは誰にも否定されない。

ロジック・レイアウトの説明

ロジックやレイアウトに対する説明は、かなり色々な書籍で語られてるロジックを説明する記事になる。 デザインの方法論の数はブログで説明するには多すぎるので、1冊の本の1ページの気抜き、もしくは1冊の本の1章程度になってしまう。 そして、それによりデザインの全てを伝えられず、より一般的な議論に終始してしまう。読み手の感想は大体こうだ。「そりゃあたりまえだよね。」

説明が矛盾している記事

最後は矛盾を書いてある記事だ。 最初の二つと大きく違うのは、このような記事を読むのは非常に面白い。 ブログのユーザー体験のデザインとしては成功だろう。 大体そのような記事のタイトルはこんな感じになる。「CV率を高くするメールフォームの作り方」とか「絶対外したくないレイアウトの基本20選」だ。 メールフォームが手段として正しいときは限定的だし、外したくないレイアウト理論が20個あるとしたら、多すぎるか少なすぎる。

これら3つを上手に混ぜ合わせると、面白いデザイン記事が作れると思う。